立夏|夏の入口に立つ

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二十四節気の一つ「立夏(りっか)」は、五月五日ごろから五月二十日ごろまでを指し、暦の上で夏のはじまりとされる時期です。

このころになると、風の質や光の強さに変化が見られます。日中は気温が上がり陽射しにも強さが感じられる一方で、朝夕にはまだひんやりとした空気が残ります。春と夏が重なり合うような感覚の中で、季節は次の段階へと移っていきます。

野山では若葉が広がり、木々の色も淡い緑から濃い緑へと移っていく。こうした景色の変化の中に、夏の気配が少しずつ現れてきます。

立夏ははっきりとした変化というよりも、季節の方向が定まる節目です。春の余韻を残しながら、夏へと向かう入口に立つ、その感覚がこの言葉にはよく表れています。

 

撮影:taka43 / PIXTA

参考文献

茶趣をひろげる 歳時記百科』淡交社

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