綿柎開(わたのはなしべひらく)」|綿の実がほころぶころ

Article

記事内容

 

八月二十三日ごろから、七十二候は「綿柎開(わたのはなしべひらく)」。綿の実を包んでいた萼(がく)が開き、白い綿毛が姿を見せる頃です。

綿は夏に淡い黄色の花を咲かせ、花が落ちたあとに実をつけます。この実は「コットンボール」とも呼ばれ、熟してはじけると、中からふっくらとした白い綿毛があふれ出します。私たちが「綿」と呼んでいるこの白い部分は、種子の表面に生えた繊維です。

日本では古くから、この繊維を紡いで糸にし、衣服や布団など暮らしのさまざまな場面に利用してきました。

まだ厳しい残暑が続くなか、畑にのぞく真っ白な綿。実りの季節へと向かう、小さな秋の景色です。

 

撮影:shimanto / PIXTA(ピクスタ)

参考文献

二十四節気で親しむ 茶の湯の銘』淡交社

※参考文献のタイトルをクリックすると、【淡交社 本のオンラインショップ】に移動します。
※最新の価格・在庫状況はオンラインショップにてご確認ください。

シリーズ「季節を読む」はこちらから

More contents

茶の湯を学ぶコンテンツが
読み放題

有料会員になると、200点以上の動画・電子書籍・記事・茶道辞典・イベント情報などのコンテンツをすべてご利用いただけます

月額990円(税込)

いつでも解約可能