恥ずかしいと思う気持ちを捨て、人に尋ね、学ぶこと。それこそが、上達のいちばんの基本である。
ちょっと解説
稽古を重ねるほど、「こんなこと今さら聞けない」という想いが生まれがちになります。しかし、その躊躇いこそが上達を遠ざける一因です。
分からないことをそのままにせず、素直に尋ねること。それは未熟さではなく、学ぼうとする気持ちの強さの表れです。
恥ずかしがらずに知らないことを質問する。この一歩が茶道の習熟度を育てていきます。
利休百首に収められた和歌は、稽古の場や茶会の一瞬、そして日々の暮らしの中で、ふと立ち返るための言葉として詠まれてきました。一日一首、静かに言葉を味わいながら、自身の茶の湯の心と重ねてみてください。