畳の見方が変わる畳の名前を知ろう

茶室に敷かれる畳。しかし茶室では、畳の位置によって役割が異なり、それぞれに名前があります。

ふだん何気なく見ている畳も、名称を知ると茶室の見え方が少し変わります。ここでは、茶室で用いられる代表的な畳の名前を見ていきましょう。

なお茶室では、季節によって炉と風炉が入れ替わるため、畳の敷き方が変わる場合もあります。たとえば四畳半では、炉のときと風炉のときで畳の配置が異なります。図版でその違いも見てみましょう。

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記事内容

客畳(きゃくたたみ) 客が座る畳。 

点前畳(てまえだたみ) 亭主が点前を行う畳。

踏込畳(ふみこみだたみ) 茶室内の畳の名称。茶道口から入ったところの畳をいう。茶道口から室内に入るとき、最初に足を踏み込む位置にあることからこの名があります。

通い畳(かよいだたみ) 茶室内の畳の名称。客畳と点前畳のあいだに位置する畳をいう。客座と点前座をつなぐ位置にある畳です。

貴人畳(きにんだたみ) 貴人点の際に、貴人が座る畳。

床畳(とこだたみ) 床の中に敷かれる畳。床に飾る道具を置く場所となります。

 

茶室の畳は、ただ敷かれているだけではありません。客の座る場所、亭主の動く場所など、それぞれの役割に応じて配置されています。

茶席に入ったとき、畳の位置にも少し目を向けてみてください。茶室の空間の構成が見えてきます。

 

参考資料

『新版 茶道大辞典』淡交社
ポケット 茶人必携』淡交社

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