仕覆の見方が変わる部分の名前を知ろう

茶入や茶碗を包む仕覆には、それぞれの部分に名前があります。裂地の模様や裂の種類に目が向きがちですが、仕覆の構造を知ると、その姿は少し違って見えてきます。図を見ながら主な部分の名称を確認してみましょう。

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胴(どう) 仕覆の中央部分。道具を包む袋の主体となる部分。

緒(お) 袋の口を締める絹丸打の紐。長緒と短緒の二通りがある。

打留(うちどめ) 茶入の仕覆や茶碗の袋などの紐の二筋を一つに合わせて四つ打ちに留めた部分。緒の結び目をいう。

わさ 「わな」ともいう部分。本来、紐などを輪状に結んだものをいう。

縒(つがり) 口の周囲にかがり付けた撚糸。口の縁につけられた緒を通すための細い丸紐。

露(つゆ) 左右の布を縫い合わせた綴じ目の部分。

まち 左右の布を縫い合わせる、開け止まりの部分。

底(そこ) 仕覆の最下部。袋の底の部分。

 

仕覆は小さな袋ですが、このように細かな部分ごとに名称があります。

こうした名前を知っておくと、茶席で道具を拝見するときにも、仕覆の作りを意識して見ることができるようになります。

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