日々に和菓子第14回|栗の子

暮らしの中で、和菓子をいただいてみませんか。きっと、心豊かになるはずです。

京都在住の和菓子好きユニット「日々に和菓子」が、四季折々の和菓子をご紹介します。

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記事内容

 

10月に入り、「実りの秋」を迎えています。

農作物、木の実や茸、山の木々までもが実りの季節を迎えています。

朝晩の気温が下がり、本格的な秋の訪れを感じることも多くなるでしょう。

木々の緑は少しずつ色づき、芒は堂々と天を仰ぎ、秋雲がたなびきます。

アクティブに屋外で過ごした季節は終わり、手仕事に読書に、秋の夜長を楽しむのもまた一興。

皆さまにとりまして、実りの秋となりますように。

 

 

本日の和菓子は、かぎ甚さんの「栗の子」です。

栗は実りの秋を象徴する存在。

古来、山の幸として日本人に親しまれ、古くは縄文時代から食されてきたそうです。

 

「栗の子」は、蒸し上げた生栗を裏ごしし、砂糖とともにそっと火にかけて栗を模して成形したお菓子。

中にあんを包むこともなく、生栗と砂糖だけで仕立てた極めてシンプルな一品です。

あえて粗めに漉すことで残した粒感が、野趣あふれる栗本来の風味を真っ直ぐに伝えてくれます。

ひとくち含めば、芳醇な香りとともに、優しい甘みが口いっぱいにほどけていく心地よさ。

 

四季の移ろいをその姿に映す和菓子において、味わいそのもので季節感を知らせてくれるのは、実は貴重な存在。

実りの秋の恵みを、どうぞ心ゆくまで味わってみてください。

 

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菓銘:栗の子

ご製:かぎ甚

住所:京都市東山区大和大路通り四条下る小松町140

器:銀彩柏葉皿

作:清水志郎さん

撮影・文:日々に和菓子

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※掲載した和菓子が販売されているとは限りません。
※販売状況は店舗にお尋ねください。

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執筆者プロフィール

日々に和菓子

京都在住の和菓子好きユニット。
茶の湯をベースとしながら、「日々の暮らしの中で、和菓子をいただく」をコンセプトに活動中。
Instagram(@hibiniwagashi)も日々更新。

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