茶碗のミカタ第6回|祥瑞茶碗

  • 監修:谷村庄治(茶道古美術商「谷庄」専務)

茶碗の“見方”のコツを、茶道具の目利きである先生に茶道初心者Mが生徒となり一から学ぶシリーズ。 

今回の拝見で あなたの“味方”になる 知識が身につくかも。

第6回は「祥瑞茶碗」を拝見します。

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記事内容

“鮮やかな青と白”

祥瑞茶碗

モデル:祥瑞山水人物図丸文茶碗

 

先生  今回はこの茶碗。染付の一種、祥瑞(しょんずい)です。どうです? きれいでしょう。

生徒M わーすごい。ぱっと見ただけで声がでちゃう。絵がかわいい。馬がいる! 舟?  漁師さんがいる! 幾何学柄もかわいい。キュンとします。

 

 

先生  祥瑞の魅力は、まず色。透き通るような白に、くっきりと濃いコバルトブルーのコントラスト。モデルのこの茶碗はそのお手本のような発色です。

生徒M 陶工の気持ちが伝わってきますね。「きれいなものを作ろう」って!

先生  祥瑞は、中国の明末から清初(17世紀前半)に作られた焼き物です。前回の茂三(もさん)茶碗と同じで、これも日本人の注文品なんですよ。そしてその背景には、やっぱり小堀遠州(こぼりえんしゅう)の存在が大きかったんじゃないかな。

生徒M この時代は、遠州の美意識がトレンドだったんですね。……

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記事詳細情報

執筆者プロフィール

谷村庄治

たにむら しょうじ|1975年、石川県生まれ。金沢で明治元年に創業した茶道古美術商「谷庄」専務。

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