
十月二十八日頃から、七十二候は「霎時施(こさめときどきふる)」。二十四節気「霜降」の次候にあたり、小雨が降ってはやみ、秋がいっそう深まっていくころを表しています。
「霎(こさめ)」という字には、小雨や短い時間という意味があります。この時季には、しとしとと降り続く秋の長雨とは異なり、晴れていたかと思うと急に降り出し、しばらくするとまた青空がのぞくような雨も見られます。晩秋から初冬にかけて見られる、こうした雨を「時雨(しぐれ)」とも呼びます。
ひと雨ごとに冷え込みが増し、木々の葉も少しずつ色づいていきます。
撮影:はるぽん / PIXTA(ピクスタ)
参考文献
『茶趣をひろげる歳時記百科』(淡交社)
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