点前こそ薄茶にあれと聞くものを 粗相になせし人はあやまり(利休百首・第10首)

Article

記事内容

点前は、薄茶のときこそ大切にすべきものである。それをおろそかにしてしまうのは誤りである。

ちょっと解説

この一首は、慣れている場面ほど心がゆるみやすいことへの戒めです。薄茶は機会が多い分、慣れが生まれやすいものです。しかし、その慣れが所作を雑にしてしまうこともあります。だからこそ、日常の点前にこそ心を込める。その積み重ねが、稽古全体の質を静かに高めていきます。

利休百首に収められた和歌は、稽古の場や茶会の一瞬、そして日々の暮らしの中で、ふと立ち返るための言葉として詠まれてきました。一日一首、静かに言葉を味わいながら、自身の茶の湯の心と重ねてみてください。

シリーズ「今日の利休百首」はこちらから

More contents

さらに楽しみたい方へ

この記事の内容に関連するコンテンツをご紹介します。

Explore

茶の湯を学ぶコンテンツが
読み放題

有料会員になると、200点以上の動画・電子書籍・記事・茶道辞典・イベント情報などのコンテンツをすべてご利用いただけます

月額990円(税込)

いつでも解約可能