お茶会に呼ばれたとき最低限なにを用意したらいいですか最低限の持ち物

  • 執筆:石塚 修

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記事内容

・茶席扇子 

・懐紙 

・白ソックス 

この3点です。 

 

茶席扇子 

茶席扇子は、夏の暑い時に涼を求めるためにあおぐ、いわゆる扇子とは大きさが異なります。茶道具店では年間を通して扱っています。男女と流派によって寸法が異なるので、注意しましょう。 

この扇子は、客として亭主側や客同士で挨拶をするときに、その間に置くことで相互間に「隔(へだ)て」を設け、自身が下座側にあり、へりくだった気持ちを表現するという意味を持っています。 

 

懐紙 

懐紙は、茶席でお菓子をいただくときにお皿の役割をはたします。これも男女で大きさが異なりますので注意しましょう。一枚だけで持っていくことはなく、一帖(一束)まるごと持参し、折られている方(ワサ)を手前にして用います。 

お菓子をいただく以外にも、茶碗に口を付けた部分を拭いた指を清めたり、食事の時にとりこぼして服を汚さないためにナプキン代わりに使用したりするなど様々な場面で役に立ちます。 

 

白ソックス 

正式には白足袋を着用しますが、洋装のときなどは白ソックスを、その代わりとします。 

茶の湯は清浄を尊びますので、もてなす側は丁寧に掃除をして客を迎えます。その気持ちに対して、客も清浄な身支度で席に臨みます。 

いくら茶会への道中の道が、舗装されて土埃がない環境だとしても、外の道を歩いてくるわけですから、いささかの塵や埃が身に付いてきてしまいます。それを少しでも室内に持ち込まないという気持ちの表れなのです。 

そのため、白ソックスを自宅から履いていくのではなく、相手方の玄関先か、待合と呼ばれる控室で履き替えるのが好ましいでしょう。

▼淡交社オリジナル「正座用くつ下」紹介記事はこちらから
https://tankoplus.jp/sado/article-05/

 

連載「教えて!石塚先生」はこちらから

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記事詳細情報

執筆者プロフィール

石塚 修

いしづか おさむ|1961年 栃木県生まれ。1985年 筑波大学大学院修了。現在、筑波大学人文社会系教授 博士(学術)。専門は茶の湯を中心とした食文化と日本文学との影響関係。著書『『茶人のたしなみ 和歌俳句に学ぶ』(淡交社)『茶の湯ブンガク講座』(淡交社 )『西鶴の文芸と茶の湯』(思文閣出版 )『納豆のはなし-文豪が愛した納豆と日本人のくらし』(大修館書店 )ほか。第25回茶道文化学術奨励賞などを受賞。今日庵茶道教授(茶名 宗修)。裏千家淡交会巡回講師。

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