点前にはよわみを捨ててただ強く されど風俗いやしきを去れ(利休百首・第6首)

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記事内容

点前では、弱さを捨て、しっかりとした強さを持つことが大切である。ただし、その強さが荒さや下品さになってはいけない。

ちょっと解説

この一首は、「強くすること」と「雑になること」をはっきり分けています。所作をはっきり行おうと意識すると、動きが大きくなり過ぎたり、勢いが先に立ってしまったりすることがあります。求められるのは、稽古に裏打ちされた丁寧で細部まで行き届いた点前。この歌は、点前における「強さ」とは何かを問い直しています。

利休百首に収められた和歌は、稽古の場や茶会の一瞬、そして日々の暮らしの中で、ふと立ち返るための言葉として詠まれてきました。一日一首、静かに言葉を味わいながら、自身の茶の湯の心と重ねてみてください。

シリーズ「今日の利休百首」はこちらから

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