日々に和菓子第9回|浜土産

暮らしの中で、和菓子をいただいてみませんか。きっと、心豊かになるはずです。

京都在住の和菓子好きユニット「日々に和菓子」が、四季折々の和菓子をご紹介します。

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記事内容

 

本日の「日々に和菓子」は、京都の夏を代表するお菓子の一つ、亀屋則克さんの「浜土産(はまづと)」です。

 

浜土産は、亀屋則克さんの初代が考案されたお菓子。

海岸から遠い京都でも、打ち寄せては消える海の白波や、朝夕に心地よく吹く汐風を思い起こし、涼を感じてもらいたいという想いが込められているそう。

磯馴籠(そなれかご)に桧(ひのき)の葉が敷いてあるしつらえも、嬉しい趣です。

 

まるで獲ったばかりのようにピッタリと閉じた貝を開けると、鮮やかな琥珀色の寒天の中に一粒の大徳寺納豆が覗きます。

寒天の甘さと大徳寺納豆の塩気が絶妙に調和し、シンプルで飽きのこないお味です。

冷蔵庫でしっかり冷やして、よく晴れた日に、蓋の方の貝殻でキラキラと輝く寒天をすくって、口に運ぶのが一興。

きっと「夏やなぁ」という言葉が自然とこぼれ落ちるでしょう。

 

 

浜土産はとてもインパクトのあるお菓子で、素敵なしつらえとお日持ちの長さから、夏の贈り物にもピッタリ。

京都の街なかにある亀屋則克さんのお店は、今でも「座売り」というスタイルで営業されています。

暖簾をくぐると、そこには座布団が四つ。

「どうぞ、お掛けください」とお声がけいただき、客はそこに座ってお菓子を眺めながら注文するのです。

壁面には干菓子の木型がずらりと並び、まるで店主のように鎮座します。

歴史を感じさせる大きな棚も圧巻です。

今ではオンラインショップでも販売されていますが、ぜひ実際に訪れていただきたい素敵なお店です。

 

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菓銘:浜土産

ご製:亀屋則克

住所:京都市中京区堺町通三条上ル

器:敷板

作:ハタノワタルさん

撮影・文:日々に和菓子

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※掲載した和菓子が販売されているとは限りません。
※販売状況は店舗にお尋ねください。

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執筆者プロフィール

日々に和菓子

京都在住の和菓子好きユニット。
茶の湯をベースとしながら、「日々の暮らしの中で、和菓子をいただく」をコンセプトに活動中。
Instagram(@hibiniwagashi)も日々更新。

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