風炉の見方が変わる部分の名前を知ろう

風炉を見るとき、「道安風炉」「眉風炉」「四方風炉」といった種類には目が向いても、それぞれの部分名称までは意外と知らないこともあります。
けれども、部分の名前を知ると、「どこに特徴がある風炉なのか」「どこを見ているのか」が少しずつ分かるようになります。

ここでは、風炉を見るときに知っておきたい代表的な部分名称を紹介します。

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口(くち) 釜を据える開口部です。風炉の最上部にあたり、広さや立ち上がり方によって姿の印象が変わります。

甑(こしき) 口の下に付く帯状の部分です。もともとは蒸し器の「甑」に由来する名称で、風炉の上部を引き締める役割を持っています。

肩(かた) 甑から胴へ移るあたりの張り出した部分です。風炉の形の特徴が現れやすい箇所の一つです。

鐶付(かんつき) 鐶を取り付けるための部分です。鬼面や獅子などの意匠が用いられることもあり、風炉の見どころの一つでもあります。

鐶(かん) 鐶付に通る金属製の輪です。

胴(どう) 風炉の中心となる部分で、形状を決める大きな要素です。

火窓(ひまど) 風を通すように刳りぬかれた部分です。

足(あし) 風炉の部分名称です。唐銅風炉などに見られる「乳足(ちあし)」と、土風炉などに見られる「軸足(じくあし)」があります。

 

 

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