点前には強みばかりを思ふなよ 強きは弱く軽く重かれ(利休百首・第7首)

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記事内容

点前では、強さだけに意識を向けてはいけない。強く扱うべきところはあえて弱く、軽く見えるものほど重々しく扱うことが大切だ。

ちょっと解説

この一首が伝えているのは、すべての所作に等しく意識を巡らせることの大切さです。軽い道具や簡単に見える所作ほど、無意識になりやすいものです。だからこそ、そうした場面こそ丁寧に意識を向ける。その積み重ねが、美しい点前につながります。

利休百首に収められた和歌は、稽古の場や茶会の一瞬、そして日々の暮らしの中で、ふと立ち返るための言葉として詠まれてきました。一日一首、静かに言葉を味わいながら、自身の茶の湯の心と重ねてみてください。

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