- 東日本

明治後期から昭和初期まで京都画壇で活躍した木島櫻谷(1877-1938)は、日本画における「近代的表現」を模索する中で、京都派伝統の「写生」技術を活かしながら、着色や墨の発色に工夫をこらしました。
櫻谷が生きた時代は20世紀の美術の変革期を挟んでいますから、自然主義や印象主義に共鳴した様式や画題、そして色彩革命に反応した新しい岩絵具への感化などが、櫻谷の作品にも見いだせます。本展では、櫻谷の使用した絵具と色彩表現をライトアップします。時代に応じて色彩の発色の仕方や絵具の質や扱い方の変化を探っていきます。
大正中期に大阪茶臼山の住友本邸の大広間を飾った「四季連作屏風」を含め、写生帖や本領の花鳥動物画や人物画などを特集して展示します。
また同時開催として、公益財団法人住友財団が推進してきた文化財維持・修復事業助成により蘇った作品から、南北朝時代の禅僧の書跡や室町時代の漆工品、さらには櫻谷の写生帖を展示し、文化財修復の最前線を紹介します。
Information
開催情報
| 会期 | 2026年4月25日(土)~7月5日(日) 前期:4月25日(土)~5月31日(日) |
|---|---|
| 開館時間 | 午前11時00分~ 午後6時00分 *金曜日は午後7時まで開館 |
| 休館日 | 月曜日(5/4‐5/6は開館)、5月7日(木) |
| 入館料 | 一般1200円 学生600円 18歳以下無料
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| 会場 | 泉屋博古館東京(東京・六本木) 東京都港区六本木1丁目5番地1号 |
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| HP |
Organizer
主催者情報
公益財団法人泉屋博古館
泉屋博古館は住友家が蒐集した美術品の保管、調査研究、展示公開を主な目的として、設立された美術館です。館名の「泉屋」は江戸時代の住友家の屋号、「博古」は中国・宋時代の青銅器図録「博古図録」にちなんでいます。昭和35年に住友家より中国古代の青銅器の寄贈を受けて以降、順次収蔵品を拡大し、昭和56年より京都にて広く一般に美術品の公開を開始し、平成14年には東京に分館(現 泉屋博古館東京)を開設しました。さらに平成22年に内閣府より公益法人の認定を受け、「公益財団法人泉屋博古館」として、多彩な美術館活動を推進しています。
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