- 東日本

世界に誇る日本の美「琳派」
その始祖である俵屋宗達と、その様式を発展・大成させた尾形光琳。二人の天才画家の絵画作品を展示します。
宗達の雅:宗達の画風を一言で表すなら「雅」です。しかし宗達の雅は、たんに優雅さや格式の高さを誇るものではありません。水墨画、物語絵、そして金箔が煌めく金碧屏風――。どの作品にも、型にはまらない大らかさがあり、優しく、そして「キュート」です。対象を細密に追いかけるのではなく、大きく大胆に描く。それでいて威圧感はなく、構図や色彩、愛らしい表情やフォルムのなかに、親しみやすい「かわいさ」をそっと忍ばせる。高貴でありながら、どこか愛おしい。それこそが、今なお人々を魅了し続ける宗達画の真骨頂だと思います。※本展では、宗達の屏風の展示予定はありません。
光琳の雅:狩野派に基礎を学び、俵屋宗達に私淑した尾形光琳。光琳の画にも独自の「雅」が息づいています。天性のセンスが光る空間処理と筆運び、命が吹き込まれたかのような線と面。墨の濃淡や余白に込められた深い意味。どこかお茶目で優雅なその世界は、観る者を飽きさせない瑞々しさに満ちています。宗達も描いた金碧屏風を光琳も描いています。今回展示する『源氏物語』の「夕顔」の世界観を表現した『籬夕顔図屏風』(当館蔵)は、平安王朝の雅な恋物語の底に潜む、感情を揺さぶるドラマ性を、絵画作品へと昇華させた傑作です。
陶磁器セクションでは、17世紀後期に肥前(現在の佐賀県)で作らた伊万里・柿右衛門様式の作品をご案内いたします。
その他、アジアの彫刻や岡田茂吉作品も展示します。
皆様のご来室を心よりお待ちしています。
Information
開催情報
| 会期 | 2026年11月17日(火)~12月25日(金) |
|---|---|
| 開室時間 | 10:00~16:00(最終入室は15:30) |
| 休室日 | 12月3日(木)、12月23日(水) |
| 入室料金 | 一般 600円 / 20歳未満は無料 ※障害者手帳をお持ちの方及び介護者の方は300円引き |
| 会場 | 東京黎明アートルーム 〒164-0003 東京都中野区東中野2-10-13 |
| 電話 | 03-3369-1868 |
| HP |
Organizer
主催者情報
東京黎明アートルーム
人間にとって美や芸術がとても大切であることを説き、自ら収集した作品を広く公開するなど、美術の普及に力を尽くした岡田茂吉(1882-1955)。
その師の心を受けつぎ、宗教や教会といった枠を越え、美への貢献を目標とするTOREK Art Roomをこの東中野(東京 中野)の地に開室したのが、2005年のことでした。美を尊び・愛し・生かす空間の創造をめざしたアートルーム活動は多くの方々に温かく見守られて、展開してきました。
そしてこの活動をさらに充実したものにしたい。
そんな願いから、2015年、東京黎明アートルームとして装い新たに活動を再開していくことになりました。
2階は主に岡田茂吉の書・絵画。そして1階にはやきもの・彫刻・絵画など日本美術を中心に、それらに関連深いアジア諸国の作品も展示します。
東京黎明アートルームが皆様の潤いとなれましたならこの上ない幸せです。
03-3369-1868
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