• 東日本

日本そば文化学院

にほんそばぶんかがくいん

世界に誇る日本の伝統食「手打ちそば」
その技と心を受け継ぐそば職人を育てる

日本そば文化学院は群馬県太田市に拠点を置くそば職人養成学校です。独自の指導方法に基づいた短期集中カリキュラムで、「手打ちそば」の技術、そば店経営のノウハウなどが学べます。2020年の開校以来、全国各地はじめ海外からも生徒を迎えてきました。

校舎は太田市街を眼下にする山の中腹にあり、戦国時代の山城・金山城跡もすぐ近くです。

生徒それぞれの個性に合わせて指導します。

宿泊施設は個室を用意。浴室・トイレも男女別で女性も安心です。実際に卒業生の3分の1は女性という実績があります。

左から学長の大久保文司さん、理事長の齋藤胡依さん、創設者の齋藤勇さん。

日本そば文化学院がめざすのは、「手打ちそば」の技と心を受け継ぐ職人を育て、日本独自の食文化の歴史をつなぐこと。さらにその魅力を世界に発信すること。そこには、理事長・齋藤胡依さんの特別な思いが込められています。

齋藤胡依さんは中国で生まれ育ち、1992年に日本語を学ぶために来日。そして日本のそば文化に出会い、強く引きつけられました。母国中国でもソバの実は食べますが、粉に挽いてこねてのばし、細く切ってつゆとともに食すのは、500年近い年月をかけて醸成されてきた日本だけの食べ方といえます。齋藤さんはその歴史や精神をもっと深く知りたいと思い、3年間の修業を経てそば打ちの技術を身につけました。

2025年「第6回日本そば文化学院・全国高校生そば打ち大会」を群馬県太田市で開催しました。2026年第7回大会は8月5日(水)開催予定です。

次世代を育成する大会です。

2006年には夫の齋藤勇さんとともに十割そば専門店「竹林」を開業。当時、高い技術を要する十割そばを出すのは高級店が主でしたが、胡依さんは適正価格で提供し、多くの人に楽しんでもらえる店を目指しました。製粉機械を購入して自ら製粉することでそば粉の品質を維持するとともに、地元・群馬産のソバ栽培にも力を入れるようになりました。

2014年、「竹林」の十割そばが評価され「農林水産大臣賞」を受賞しました。

十割の茶そばもあります。

開業当時の石臼式製粉機。今も現役で、「竹林」で提供しているそばがき用の粉はこれで作っています。

その後、本物のそばの味を知ってもらうためには栽培から製粉まで一貫した生産体制が必要との思いから製造業にも乗り出し、2011年(平成23)には同じ太田市内に大規模な工場を建設。現在は群馬、北海道、内モンゴル産、モンゴル産の玄そばを仕入れて製粉し、「石臼挽きそば粉 花一文」として販売しています。

生産地から届いた玄そば。

玄そばの殻をむいた丸抜き。写真は大粒で緑色が特徴の群馬産。

石臼挽きのそば粉はつなぎを使わない十割そばでも打ちやすい。

厳選した丸抜きを石臼式製粉機でゆっくり挽いて全粒粉にします。そばの実を石臼で挽くことと、茶の葉を石臼で挽き、抹茶にすること。そこには素材を大切にし、ゆっくり挽くという共通した精神があります。

四畳半台目の茶室「半月亭」は鵬雲斎宗匠の命名。

ある年の12月に催された「そば茶事」より。風呂敷を折敷に使った給仕法が楽しい。

縁あってお茶を習い始めて18年になる齋藤胡依さん。茶道に興味を抱くようになったのは、そばと同様お茶もまた発祥地は中国であるという歴史的・文化的な深いつながりに感銘を受けたからでした。2015年に自宅に茶室を建ててからは茶事も楽しんでいます。特に、そばが主役の「そば茶事」にはひときわ思い入れがあり、勉強も兼ねて定期的に開いていきたいと話します。国の垣根を越えて、おいしいそばで皆を笑顔にしたい、という胡依さんの願いが、お茶の世界でも実現されているといえそうです。

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そば処竹林
所在地 群馬県太田市熊野町38-24
TEL 0276-25-7688

株式会社ダイコー(ダイコー製粉)
所在地 群馬県太田市熊野町39-34
TEL 0276-60-4508

半月亭
所在地 群馬県太田市熊野町38-47
TEL 080-1085-0077

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Information

基本情報

住所

群馬県太田市熊野町39-34

電話

0276-49-5731

FAX

0276-49-5741

アクセス

東武伊勢崎線「太田駅」からタクシー8分/北関東自動車道「太田桐生IC」から8分

Mail

jsa@jpsoba.com

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