
お稽古に通い始めると、利休居士以来の歴代御家元の「宗」の一字をいただく「茶名」というものがあることを知り、次第に憧れの気持ちが芽生える。
私だったらどんな茶名になるのかな、と想像したりしながら、憧れの気持ちは強まっていく。ただ闇雲に年数を重ねればいただけるものでもなく、毎月お稽古に休まず通っているか、修道意欲はあるかということに加え、先生の指導方針など複合的な要素が合わさり、それぞれの時期にお声掛けいただく運びとなる。私は通いはじめて十年となった昨年、お茶名を拝受した。御家元より私がいただいた茶名は 「宗美」。「そうみ」と読ませることにした。

