
四月五日頃から二十四節気「清明」の初侯、七十二候の「玄鳥至(つばめきたる)」です。玄鳥とはツバメのことで、南から渡ってくる頃を表しています。
ツバメは春になると日本へ渡ってきて、人の暮らしの近くに巣をつくります。軒先や駅の屋根の下など、泥を運びながら巣をつくる姿を見ることがあります。
またツバメは、昔から春を告げる鳥として知られ、農作業が始まる時期の目安にもなってきました。ツバメが来ると本格的な春が始まる、と考えられてきたのです。
空をすばやく飛び交う姿は、この時期の空の風景の一つでもあります。玄鳥至という言葉は、こうした春の訪れを表した季節の言葉です。
撮影: t.koba / PIXTA
参考文献
『茶趣をひろげる 歳時記百科』淡交社
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