- 西日本

無限に繰り返される螺旋の先に、古代中国人は何を見出したか。高度な鋳造技術で生み出された殷周時代の青銅器は、奇想天外な造形と、複雑怪奇な文様によって特徴づけられています。トラやミミズクなどの実在の動物から、龍や鳳凰、饕餮といった空想上の獣まで、さまざまなモチーフが登場し、そうした文様・モチーフの内外を埋め尽くすような螺旋状の地文が、神秘的な印象をより一層高めています。古今東西、呪術的な意味合いを強くもってあらわされてきた螺旋。繰り返されるそのリズムから、変幻自在の文様デザインが生み出され、横溢するエネルギーを発散するかのような視覚効果は、ほかでは味わえないものとなっています。泉屋博古館ブロンズギャラリーでは、世界最高峰とも称される住友コレクションの逸品を一堂に会し、古代中国の魅惑的なデザイン感覚を余すことなくご紹介いたします。青銅器のみを展示するために設計された特別な空間で、東洋美術最後の秘境ともいうべき古代中国の至宝をお楽しみください。
Information
開催情報
| 会期 | 2026年4月4日(土)~7月31日(金) ※6月30日(火)~ 7月31日(金)はブロンズギャラリーのみ開催 |
|---|---|
| 開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
| 休館日 | 月曜日 |
| 入館料 | 一般1,200円(1,000円)、学生800円(700円) ※ 6月30日~ 7月31日はブロンズギャラリーのみ開催、一般 600円(500円) 学生 400円(300円) |
| 会場 | 泉屋博古館(京都東山・鹿ヶ谷) 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24 |
| 電話 | 075-771-6411 |
| HP |
Organizer
主催者情報
公益財団法人泉屋博古館
泉屋博古館は住友家が蒐集した美術品の保管、調査研究、展示公開を主な目的として、設立された美術館です。館名の「泉屋」は江戸時代の住友家の屋号、「博古」は中国・宋時代の青銅器図録「博古図録」にちなんでいます。昭和35年に住友家より中国古代の青銅器の寄贈を受けて以降、順次収蔵品を拡大し、昭和56年より京都にて広く一般に美術品の公開を開始し、平成14年には東京に分館(現 泉屋博古館東京)を開設しました。さらに平成22年に内閣府より公益法人の認定を受け、「公益財団法人泉屋博古館」として、多彩な美術館活動を推進しています。
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