• 西日本

企画展 染谷聡—trace tracing

京都を拠点に活動する染谷聡は、漆の多様な装飾的性質—塗料としての機能、固有の文化的背景、艶や加飾技法に代表される多彩な質感—に着目し、漆を単なる工芸素材にとどめることなく、「メディア」として捉えることで、装飾のあり方を探求してきました。
本展は、このような染谷の漆や装飾に対する眼差しを基盤に、鍵善のお菓子や黒田辰秋の作品、過去の器物などの調査をもとにした作品群によって構成されます。
また、歌人の岡野大嗣氏に協力いただき、染谷による作品と岡野氏の歌を一緒に読み解くことで、鍵善のお菓子を想像する展示も本展の見どころの一つです。
漆というひとつの素材をめぐり、ある眼差しを、また別の誰かが辿っていく。その温故知新的な過程のなかであらわれる、作り手それぞれの素材との向き合い方、その発露を愉しんでいただければと思います。

Information

開催情報

会期

2026年4月19日(日)~7月26日(日)

開館時間

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日

毎週月曜日(祝休⽇の場合は翌平⽇)

入館料

⼀般1000円、⼤学・⾼校・中学⽣700円、⼩学⽣以下無料

※障がい者手帳などお持ちの方は700円

会場

ZENBI-鍵善良房-KAGIZEN ART MUSEUM

京都市東山区祇園町南側570-107

電話

075-561-2875

HP

企画展 染谷聡—trace tracing

Organizer

主催者情報

ZENBI-鍵善良房-KAGIZEN ART MUSEUM

八坂神社の門前の茶屋街から発展し、南座などの芝居小屋があったことから京都そして日本を代表する花街として名を馳せた祇園町。鍵善良房は江戸中期享保年間に創業以来、この地に集う人々にご愛顧賜り、文人墨客の方々をはじめ舌や目の肥えた皆様に育てて頂いて参りました。
このたびこの町の一角にZENBI-鍵善良房-KAGIZEN ART MUSEUMという小さな美術館を設立することになりました。この町から頂戴した高い文化の恩恵を皆様に少しでも知って頂き、この町の文化サロンのような場を継承していければというのがこの美術館の目的です。
*「美術館について」はこちらから

075-561-2875

公式Webサイト

染谷聡《お椀獣|か》2026年 漆、お椀(既製)、粘土、拾集物(漂流していた発泡スチロール片、石、枝)など 撮影:来田猛
染谷聡《お椀獣|き》2026年 漆、お椀(既製)、粘土、拾集物(漂流していた発泡スチロール片、石、枝)など 撮影:来田猛
染谷聡《ミストレーシング/をどる桃》2021年 漆、漆器(古物)、木皿 撮影:坂本理
染谷聡《ものの景(かげ)〈羊羹〉》2026年 漆、檜など 撮影:来田猛
参考資料:お菓子の影をトレースする様様子
参考資料:鍵善模様

※掲載画像の無断転載・複製等を固くお断りいたします。

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