



桃山時代、武家の女性たちの装いは、その時代の美意識を色濃く映していました。金糸や絹糸が生み出す刺繍の世界。小袖に施された意匠には、その時代のかたちが刻まれています。それは単なる装飾ではなく、当時を生きた女性たちの感性や美意識を今に伝えるものです。
刺繍や染織の技術は、武家社会全体の美意識を背景に、桃山という時代に大きな発展を遂げました。なかでも武家女性の装いは、小袖や打掛を舞台として、その意匠表現が最も豊かに結実した場でもあります。しかし、そうした女性たちの装いに宿る文化に、改めて目を向ける機会は決して多くありません。桃山文化への関心が高まりを見せる今、その美を武家女性の装いという視点から捉え直したいと考え、本ツアーを企画いたしました。
いまなお人を惹きつける桃山の美を、京繍の工房・博物館・北政所ゆかりの地をめぐりながらたどります。技を受け継ぐ作り手の言葉、意匠の背景を読み解く専門家の視点、そして美が育まれた場の空気。そのひとつひとつに触れながら、ひとつの時代に花開いた文化の奥行きを、心ゆくまでご堪能いただけます。
紅葉深まる秋の京都で、普段は立ち入ることのできない工房やゆかりの地をめぐる、一味違う文化探訪へ。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
Information
| 開催日 | 2026年10月27日(火) 日帰りツアー |
|---|---|
| 行程 | 〈9:15〉
長艸繍巧房(ながくさぬいこうぼう) 一般には公開していない工房に特別にお入りいただき、安土桃山期に花開いた都の刺繍文化を今に伝える京繍について、三代目よりその歴史・技法・小袖意匠の魅力をご解説いただきます。
昼食:懐石 近又 お昼は、天明元年創業の老舗・近又にて季節の懐石を。京都の町中にありながら、静けさと品格をたたえた空間で、本ツアーにふさわしい上質なひとときをお過ごしいただきます。
京都国立博物館 館内講堂を貸し切り、本ツアーのためだけの特別な解説を。スクリーンに映し出される意匠を間近に見ながら、展示室では語られないその深層を、桃山期の染織美術史を専門とする研究員が読み解きます。
高台寺 北政所ゆかりの茶室「湖月庵」にて、通常非公開の復元小袖を特別に拝見。呈茶とともに、桃山の女性文化の余韻を味わいます。
〈17:30 〉
※写真はイメージです |
| 会費 | 45,000円(税込) |
| 定員 | 15名(最少催行人員10名・添乗員同行) |
| 申し込み |
※上記をクリックすると、【淡交社カルチャー教室・ツアー予約サイト】へ移動します。
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Organizer
京都・東京を中心に茶道文化の普及活動を行っている淡交社の事業部です。初心者向けから経験者向けまで幅広いイベントを企画しています。
【公式Instagram:淡交カルチャー(@tanko_culture)】



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